リザ・ウンガー「美しい嘘」 

美しい嘘 (ハヤカワ・ミステリ文庫)美しい嘘 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2007/05)
リザ ウンガー

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主人公リドリーは、ある日、車に轢かれそうになった子供を助ける。そして偶然居合わせたカメラマンにその救出劇の全てを写真に撮られ、突然だれもが顔を知る”時の人”になってしまう。
その事件をきっかけとして、全ての偶然が必然と変わり、この事件を起こしたのだろうか?・・・そう考えさせられてしまうほど、リドリーが信じていた「美しい嘘」に覆われた世界が、全くべつの真実に塗り替えられていく・・・。


世間に顔が知れたリドリーの元に、ある手紙が届く。その中には、驚くほど自分に似た見知らぬ女性の写真と、電話番号が添えられた「あなたは私の娘では?」と書かれたメモが入っていた。
衝撃を受けるリドリーの脳裏に、今迄当たり前だと思おうとしていた記憶の中にあった、微かな疑問や矛盾が意識に上り始める。「自分の親は別に居るのだろうか?だとしたら何故出生を秘密とされたのか?」
疑問と恐怖と不安の中、リドリーは更に混沌に巻き込まれる。今迄経験した事が無いほど自分を惹きつける、ジェイクという男との出会いだった・・・。


不幸な環境で育ち、押さえ切れない怒りを抱え、心に傷を持ったジェイクが読んでいて痛々しいです。
内在する怒りの気持ちはもっともだと思う。存在を確かなものにしたい気持ちからか、必死で自分の過去を探し続けるのもよく理解できる。仲間であるリドリーを見つけたことで、お互いに幸せになってほしいな〜と思う。他人に対してけしてオープンな性格ではない2人が、互いに激しく惹かれあう様は読んでいて楽しい。
リドリーの気持ちの動きも、深いのに読みやすく書かれていて、私は共感できる部分が多かった。



日本では2007年の5月に出版された作品です。この年の1月に”Sliver of Truth”という、リドリーのその後を書いた作品が出ているそうなのですが、2009年7月現在翻訳はされていません。
テレサを殺したのは誰なのか?とか、リドリーとジェイクと同じ時期に行方不明になった子供がまだ数人いること。等、まだ解けていない謎も残っています。

後書きの続編の紹介文に「さらに恐ろしさを増す敵、さらに意外さを増す真実、さらにセクシーさを増すロマンス」とかなり煽ってあり、(特にロマンス部分が)読みたい欲が増してます・・・。


近頃のお気に入り 

ここ3週間飽きずに週末にビーフン造って食べてます・・・。
はっきり言ってハマってます。

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R25で連載中の、荻原和歌さん「おつメシ道場」で紹介してた、焼きビーフンの作り方が非常に簡単そうだったのでちょっと具の種類を増やして造ってみました。

レシピのしょうゆをナンプラーに変えて、具に中華の乾燥海老と椎茸と人参を加え、
食べる直前ビーフンの上に、大量のパクチーと砕いたピーナツ、スイートチリソースをかけて
ライムをたっぷり搾って食べます。

もうこれが美味しくて・・・・。
暑くなって食欲が無くなって来たとしても、これなら食べられそう。
オススメです。

不精者の私がついうっかり造っちゃうような、おつメシ道場&酒肴道場。
和歌ネエってすごいと思う(笑)

basso「Gad Sfortunato」 

Gad Sfortunato (EDGE COMIX)Gad Sfortunato (EDGE COMIX)
(2009/06/26)
basso

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私が初めて読んだのは、オノナツメじゃなくてbassoの方でした。
bassoの方が何と言うか・・・興味深いです。

ヒトクセもフタクセもある人物を書くのが上手いですね。
続きあるのでしょうか?

リサ・マリー・ライス他「シークレット はじまりは嵐のように」 

シークレット-はじまりは嵐のように (ソフトバンク文庫 ラ 3-1)シークレット-はじまりは嵐のように (ソフトバンク文庫 ラ 3-1)
(2009/06/18)
リサ・マリー・ライス 他

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短編四作が収録されています。

1本は普通にハーレクインな感じ。
1本は・・・すごく嫌いなんですけど・・・。読んでいて腹立ってきたのでほぼパラパラ読み。

リサ・マリー・ライスの「闇の恋人」は短編でも見事にリサ・マリー・ライス調。
でも、短いからこその切迫感のあるあの雰囲気だったのかしら・・・面白かったです。

そんで、パラノーマルが1本入ってました。アンジェラ・ナイトの「ハンターに口づけを」
これも面白かったです。
シリーズとして続きが出そうなくらいのストーリーでした。
興味深いのが、ヴァンパイアの転生という設定。
お話はこんな感じ

ヴァンパイアのヴァージニアは、100年以上共に過ごしてきた、愛する夫ジョンを亡くします。その32年後に魅力的な人間の男ローガンに出会うのですが、実は彼の魂は、亡くなった夫のものだったというオチ。ジョン(=ローガン)は太古の昔から転生を繰り返しているというものでした。

ここで思い出したのが、あるヴァンパイアの漫画です。

おまえが世界をこわしたいなら 上 おまえが世界をこわしたいなら 上
(2003/11/08)
藤原 薫

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おまえが世界をこわしたいなら 下おまえが世界をこわしたいなら 下
(2003/11/08)
藤原 薫

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ある少女が恋をする。相手は名前も知らないひと。
ふとしたときに、視線の先にその人がいることに気が付く。
殆ど話した事もないのに、どうしてこんなにも惹かれるのか・・・。

(以下ネタバレしてます。読んでみたいと思われた方はご注意を)

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キャーキャー♪ 

2007年に久々にハマってしまったテレビアニメーションがありまして。
「DARKER THAN BLACK」というアニメです。
ストーリーが入り組んでよく出来てて、登場人物たちも中々お洒落でカッコいいんですよ〜。

終わり方はそれなりに綺麗だったのですが、これからが見たいのに〜っ!という気持ちがたっぷりと残る最終回でして、無理かな〜と思いつつもしかして続編をやってくれるかもしれない・・・と淡い期待を抱いておりました。
それが・・・とうとう第二期制作が決定したようです!
       ↓
DARKER THAN BLACK


自分で予想していたよりもかなり嬉しい・・・。
放送日はまだ決まっていないようですが、あ〜楽しみ〜

メアリー・ジョー・パトニー「風に乗ってダンスを」 

風に乗ってダンスを (ラベンダーブックス)風に乗ってダンスを (ラベンダーブックス)
(2009/05)
メアリー・ジョー パトニー

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読み終わりました。
いや〜。パトニー巧いな〜とつくづく思ったりして・・・。

12歳の時、一度に両親と、そして最愛の双子の妹を亡くしたルシアン。
耐え難いほどの悲しみを乗り超えるために、友人の手を借りて自らルシファーを名乗ることを決意する。何故ならルシファーは、強く誇り高く、何かを愛しすぎることも泣くこともなく、天国を追放された堕天使だから・・・。

ルシファーを名乗り、表面的な道徳など意に介さず、目的を遂げるために時に冷酷に、かつ忍耐強く仕事に取り組む姿を持つ反面、・・・繊細で、驚くほど的確に人の気持ちを察するルシアンが、とても魅力的。
パトニーが書くヒーローにはいつもやられちゃいますね(笑)皆ほんとにカッコイイです。
揃いも揃って(もちろん)元放蕩者ですが、悲しい過去を持ち、繊細な一面を持っていて、そして忍耐強い。

この「堕天使たち」のシリーズに、いつかダーウェストン女公爵の旦那が、ちょこっとでも出てこないかな〜と期待しちゃいます。
・・・やっぱレジーが1番好きだーっ!!(笑)

DEAD UNTIL DARK 

長いこと続きを待ち望み、殆ど諦めかけていたら
昨今のパラノーマルバブルのおかげで、シリーズ名をしっかり付けて、別の出版社で翻訳決定・・・。
目出度い。泣けます。

原題が解らなかったのでコメントを控えたまま、うっかり発売前日を迎えちゃいました。

題名が、「満月と血とキスと」から「闇夜の訪問者」へ変わり、しかも新訳。
そして表紙が多田由美女史・・・だいぶ雰囲気が変わりそうですね。

何となくトワイライト的なヒットを期待しているのでしょうか。
ということはやっぱりティーン向け?ひぃ


ともあれ、この作品を拾ってくれたソフトバンクにチューを!ムチューッ
一作目、新訳買おうか買うまいか。・・・うーん
本棚に並べた時背表紙が統一されなくても、もう読めるならどうでもいいや。

パラノーマルばやりの今のうちに、デヴィットスンの「ヴァンパイアはご機嫌ななめ」アームストロングの「私を愛した狼」のシリーズの続きも是非!どこの出版社でも良いから翻訳してください〜。

そして、タニス・リーの作品は、パラノーマルロマンス好きの方ははまる確立が多いと思うので〜
未邦訳作品に救いの手を・・・

ララ・エイドリアン「真夜中のキス」 

真夜中のキス (マグノリアロマンス)真夜中のキス (マグノリアロマンス)
(2009/06/09)
ララ・エイドリアン

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誤解の無いように先ず感想を。気に入りました。

パラノーマルばやりの昨今ですが、翻訳されるのはフェロモンばりばりのマッチョな人外魔境とかが多くて、しかもヒロインはその人外魔境に対して美しいだの何だのでもうメロメロ。なんと言うか欲望垂れ流し状態でそれでいてロマンスとして美化しようとする。
パラノーマルロマンスは昔から好きですが、私が好きになった入り口というかきっかけがファンタジーやSFだったせいか、近頃はちょっと性的な部分がエグくて付いて行けない作品があります・・・。

安易に美化しようとしない、何もかも綺麗に終わらせようとしない。適度に恐怖感も散りばめられつつちょっと悲しみや影が付きまとうようなロマンスがあって、欲望のままに行け行けGOGOなシーンが少なめのもうちょっとストイックなパラノーマルロマンスが読みたい・・・。
我侭な要求ですね〜
それが私好みの物語だという事ですね。


この「真夜中のキス」のヒーロー・ヴァンパイアのルカンもどちらかというと胸板厚い系ですが、使命と人に言えない致命的な病を抱えていて、ヒロインのガブリエルに惹かれているけどそんなに押せ押せではありません。惹かれた血の香りに導かれて深夜の夢の中にひっそり訪れる・・・というシーンはヴァンパイアらしくて好きかも。

思わず吹き出したのかヴァンパイアの祖先。出ましたね〜地球外生物。宇宙人だよ!
突っ込みどころは多々あれど、世界観がわりとしっかりしていそうなので、今後も期待できそうですし、どこが違うとは上手く説明できないのですが、あまり美化しようとしていないところが気に入ったのかもしれません。
謎も戦いもどうなるのか、次が楽しみです。


さて、勿体無くて読むのを先延ばしにしていたパトニーをそろそろ読もうかな♪


わーい 

7月10日に、文藝春秋文庫から
カール・ハイアセンの作品が翻訳されるようです。
邦題しか解らないのですが「迷惑なんだけど?」という題名。

その題だけでハイアセンらしい感じ(笑)

うれちい。
新作かな・・・

映画「剣客之恋」 

剣客之恋 [DVD]剣客之恋 [DVD]
(2006/07/21)
アンディ・ラウセシリア・チャン

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このDVDのカバー写真に偽り有り!こんなにロマンティックじゃないよ(笑)
だってこの映画コメディだもん。

いや〜すっごい笑ったんですけど。
アンディ・ラウとアンソニー・ウォンといえば私が思い出すのは「インファナルアフェア」での警察官、部下と上司というイメージが強いのですが、お2人ともこんなにコメディセンスがあるとは知りませんでした・・・。

目と目で会話しちゃってます。
あー面白かった。